一人暮らしをしていると、料理そのものよりも、
「器って何を使えばいいんだろう」と迷う瞬間があります。
自炊に少し慣れてきて、盛りつけにも気を配りたくなったとき、
ふと、いつもの皿がしっくりこなくなりました。
それが、僕が“器”というものをちゃんと考え始めたきっかけでした。
最初はもちろん、何が正解かわかりませんでした。
深さ?サイズ?色? 素材?
ただひとつ思ったのは、「とりあえず一枚、使いやすくて気に入るものがあればいいかもしれない」ということ。
この記事では、そんな僕が実際に使ってみて
「これは最初の一枚としてちょうどよかった」と感じた器を、3つ紹介しようと思います。
最初の一枚を選ぶポイント3つ
最初のころ、「どんな器を選べばいいのか」なんて全然わかりませんでした。
とりあえず見た目だけで買ってみたら、洗いにくかったり、レンジに使えなかったり。
結果的に使わなくなってしまった皿も、正直いくつかあります。
いろいろ失敗しながら気づいたのが、
「最初の一枚」を選ぶときには、見た目・手入れ・扱いやすさの3つが大事だった、ということです。
1. 見た目
器がいい感じだと、それだけで気分が上がります。
炒め物でも、「なんかちゃんとしたご飯」に見えたりして。
盛りつけがうまくできなくても、器の雰囲気が助けてくれることもありました。
2. 手入れのしやすさ
カレーの色が残るとか、洗ってもぬるっとする器は、だんだん使わなくなってしまいます。
毎日使うなら「洗いやすい」がやっぱり強かったです。
3. 扱いやすさ(レンジ・食洗機の話も)
重すぎると洗うのも億劫になりますし、レンジNGだと使う機会が減ってしまいます。
食洗機を使っている方なら、対応可否も気にしておくといいかもしれません。
素材別 対応可否の目安
素材 | 電子レンジ | 食洗機 |
---|---|---|
磁器 | ◎ OK | ◎ OK |
陶器(釉薬あり) | △ 要確認 | △ 要注意 |
木製・竹製 | × NG | × NG |
ステンレス | × NG | ◎ OK |
プラスチック/メラミン | △ 製品による | ◎ OK |
漆器・金彩など装飾あり | × NG | × NG |
※これは目安です。購入前に、裏面の表示や商品説明を確認しておくと安心です。
4.もし最初に選ぶとしたらこの3枚
「器、何から選べばいいんだろう」と思ったときに、僕ならこのあたりを選ぶかな…という視点で、一応いくつか探してみました。
- ステンレス皿: 気軽に盛れて、テンションが上がりそうな一枚。
▶ AG 18-0ステンレス パイ皿 No.2(Amazon)
税込 ¥584 - 黒い陶器皿: 見た目が映えて、料理が引き立ちそうな万能皿。
▶ 美濃焼 黒耀 パスタ皿(Amazon)
税込 ¥869 - 小鉢(15cmくらい): 副菜にぴったり。日常使いしやすいサイズ感。
▶ aito製作所 ナチュラルカラーボウル(Amazon)
税込 ¥605
※価格はすべて2025年5月28日時点のAmazon税込表示です。
どこで買えばいいの?について少しだけ
器って、買おうと思えばいろんな場所で見つかります。
僕自身も、ネット通販でレビューを見て買うこともあれば、
実店舗で手に取って選ぶこともあります。
どっちが正解というよりは、「そのときの気分」と「出会い」で選んでいます。
- ニトリや無印良品:シンプルで使いやすい定番が揃っています
- 100円ショップ(セリア・ダイソー):小鉢などの“はじめの一個”にちょうどいい。ときどきおしゃれな柄ものやディズニーコラボの器など、「これ100円なの!?」っていう掘り出し物が見つかることもあります
- イトーヨーカドーやスーパーの催事コーナー:意外と掘り出し物があります
- 街の専門店や雑貨屋:雰囲気があって、ふと欲しくなる器に出会えることも
通販だとAmazonや楽天などでレビューや素材を確認しつつ選べるので、失敗しにくいという意味では安心感があるかもしれません。
どこで買うにしても、小鉢なら1,000円以下、主菜用の皿でも2,000円くらい。
「なんとなく気になるな」と思ったときに、気軽に一枚試してみるのもいいと思います。
まとめ:一枚あるだけで、ちょっと整う
器にこだわるなんて、最初は正直めんどくさそうだと思っていました。
でも、実際に一枚買ってみたら、盛りつけが楽しくなったり、食事の時間がちょっと好きになったり。
不思議と、自炊が「作業」じゃなくなりました。
今回紹介した3枚の器は、どれも“自分にとってのちょうどよさ”があるものでした。
- 気楽に盛れてテンションの上がる「ステンレス皿」
- 見た目の満足感がぐっと高まる「黒い陶器皿」
- 食事を少しだけ整えてくれる「ちょうどいい小鉢」
どれかひとつでも、「これいいかも」と思えるものがあれば、それが“最初の一枚”になると思います。
高い器を揃えなくても、暮らしはちょっとずつ整います。
まずは、気になる一枚から。のびのびと始めてみてほしいです。
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