帽子を外でかぶるのが、少しずつ自然になっていった話

街中で帽子(バケットハット)をかぶって歩く20~30代の男性 ファッション

僕なりに感じている“自然にかぶれるようになる3つのコツ”


はじめに

「帽子、ちょっと気になってるけど…外でかぶるのってなんか緊張する」
そんなふうに感じている人も多いかもしれません。

僕自身、似たような気持ちを持っていたことがあります。
というより今でも、ちょっと気持ちが乗らない日は帽子をやめておこうかなと思うこともあるくらいです。

でも、不安を感じながらもかぶって出かけて、
街中のガラスに映る自分をふと見たとき、「……あれ? 思ったよりイケてるかも」と思えた瞬間があって。
そのときの感覚が、ちょっとした転機になりました。

この記事では、そんな実体験もふまえながら、
帽子をかぶって外に出るときの“気後れ”が少しずつ減っていったプロセスを、僕なりの視点でご紹介してみたいと思います。


なぜ帽子をかぶると“ちょっと気後れ”してしまうのか?

帽子は顔まわりの印象を大きく変えるアイテム。
そのせいか、「なんだか目立つ気がする」「ちょっと浮いて見えるかも」と感じることがあります。

とくに日本では、服装を控えめに整える傾向があるぶん、帽子をかぶるだけで「おしゃれ頑張ってるな」と思われるんじゃないか、と気後れすることもあるようです。

でも、街で帽子をかぶっている人を見かけたとき、「お、なんか雰囲気あるな」と感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。

好きな服装で、気持ちよく街を歩いている人には、自然と目がいくもの。
帽子も、自分にとっての“そういう存在”になっていけばいいのかもしれません。


【コツ1】“家かぶり”で慣れる

まずは、帽子をかぶることに慣れるところから。

家の中で軽くかぶってみるだけでも、意外と気持ちが変わってきます。
たとえば、

  • 鏡の前で服とのバランスを試してみる
  • なんとなく似合う角度を探してみる
  • 気が向いたときに写真を撮って見返してみる

こうした“慣れ”が、自分のなかで帽子への違和感を減らしてくれます。


僕自身も最初は、「帽子ってちょっと気恥ずかしいな」と感じていました。
でも、家でなんとなくかぶって過ごしたり、近所への散歩で試したりするうちに、
帽子をかぶっている自分にもだんだん見慣れていきました。

ある日、街中のガラスに映った自分を見て、「あれ? 思ったよりイケてるかも」と感じたことがあって。
そのあと友人から「今日は帽子?珍しいな、でもいいじゃん」と言われたとき、ちょっと照れくさかったけど、なんだか嬉しかったのを覚えています。

帽子って、言ってみれば頭の形と色を変えるアイテム
髪型をガラッと変えたときや、初めて茶髪にしたときのような、
あの“ちょっとソワソワする感じ”にも似ています。

でも、慣れてくると自然なものになっていくんですよね。
朝、帽子をかぶることでちょっと気分が上がったり、「よし、今日もいっちょやるか」とスイッチが入るような感覚もあったりして。

今では僕にとって、帽子は“気分を整える道具”のひとつになっています。


【コツ2】服とのなじませ方を覚える

帽子だけが浮いて見えるときは、服装とのバランスを見直してみるのもおすすめです。

たとえば、

  • 全体の色を2〜3色以内に抑える
  • 帽子とトップスを近い色にするとまとまりやすい
  • 主張のある帽子のときは、服装をあえてシンプルに

帽子をアクセントとして使う方法もあれば、あくまで“溶け込ませる”ような使い方もあります。

自分の好きなスタイルに合う帽子を探すというよりは、
“自分らしい空気に、帽子を少しずつ馴染ませていく”という感覚が近いかもしれません。


【コツ3】シーン別で“ちょい試し”

外でかぶることに慣れていくには、シーンを選んで試すというのもひとつの方法です。

たとえば、

  • 近所のスーパーやコンビニ
  • 朝や夕方の散歩
  • 旅先やアウトドアのような非日常の場面

こうした“ほどよく気楽なシーン”で試していくと、不思議と抵抗感が薄れていきます。
回数を重ねるうちに、「もう帽子があるのが普通だな」と感じる日が来るかもしれません。


おわりに|“帽子をかぶる”はちょっとした変化。でも確かな変化

帽子をかぶって外に出る――
たったそれだけのことなのに、なんとなく勇気がいる。

でも、少しずつ慣れていくうちに、帽子は「ちょっと気恥ずかしいもの」から、「あって当たり前のもの」になっていく気がします。

人によって合うペースも違えば、気分に波もあると思います。
だからこそ、試すときも、自分にとって気楽なやり方でいいんじゃないかなと僕は思っています。

帽子を通して、自分のことをちょっと好きになれる。
そんな瞬間がひとつでもあれば、きっとそれはいい時間だと思います。

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